2007年9月4日(火)東京・サンケイプラザにおいて行われる弱酸性美容協会主催コンクールの各支部提供のショーを、いよいよ岩手支部が担当することになりました。
岩手支部では、先立つこと3年前(2004年)から、実行委員会を組織し、準備を進めてきましたが、ついにこの日、第1回目の全体打合せ会が開かれました。


■テーマ


プレゼン用画像
テーマは、「宮沢賢治の世界」という事で、すでに決定済み。
岩手独自のショーのテーマとしてアピール性・認知度などを考えると、やはり賢治先生のネームバリューに頼らざる得ないところです。
とは言え、NHKの朝ドラ「どんど晴れ」もショーをやるころには大詰めを迎えているあたりで、狙ったわけではありませんが、今年以外に担当する年はなかったのではないか、と思えるほどのグッタイミングとなりました。

■構成・演出

当初、実行委員会で全体の構成・演出を決めようと試みましたが、なにせショーの演出など誰も経験がないため、ポイント的なアイデアは出ても、全体の構成を作るには至らず難航しました。
ヘアーショーのモチーフとして、「宮沢賢治の世界」というテーマが素人が作るショーのテーマとしては、難しすぎたのかもしれません。
いずれ、後戻りができる時間はすでに消化済みでしたので、対策を考えなくてはいけませんでした。
そこで、20分のショーを分割して支部のブロックに担当させ、それぞれに考えてみることにしました。
そうすると、各ブロックが約7分間のショーを考えれば良いわけで、イメージし易く負担も分散されます。

■水沢ブロック 「光と影と風」

オープニング映像が終わり初陣を飾るのは、水沢ブロックです。
賢治の中のダークな部分から、岩手のショーは始まります。
それは、賢治の生きた時代、貧困で苦しむ農民を救えない裕福な自分への罪悪感と、虚弱な身体に生まれ、ついに幼くして逝った妹「トシ子」の影です。
このセンテンスでは、賢治の社会的弱者と生まれながれにして不遇なものへの憐憫と深い愛情を表現しています。

■北上・一関ブロック「花」

北上・一関ブロックのテーマ「花」は、花巻農学校時代に花壇の造成を行っていたというところにインスピレーションを得ています。
今でも、賢治が残したメモを元に花時計やバラ園が再現され、「グルス・アン・テプリッツ」というバラが賢治の愛したバラと言われています。
花の限りある命の美しさに、賢治は、ひと時の救いを求めたかもしれません。
このセンテンスでは、そう言った救いを表現しています。

■盛岡ブロック「祭」
盛岡ブロックのテーマは「祭」です
厳しい岩手の自然環境の中、日々の生活に精いっぱいだった人々も、祭りとなると、内にこもった生命力が踊りとなって爆発します。
賢治が作品にこめた慈愛や救いは、時として命の犠牲を伴う激しいもので、内に秘めた情熱の温度が伝わってくるようです。
このセンテンスでは、賢治の情熱を表現しています。
2007年4月2日(月)11:00 美容会館2F(盛岡)

第1回「BJ岩手支部ショー」全体打合せ会